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お湯が濁る

目次

給湯器を長く使うと、新しくお湯張りしたのに不純物が浮かぶことがあります。給湯器は安いものではないため、できるだけ長く使いたいもの。このページでは不純物の種類ごとに原因と対象法について解説します。

給湯器から出る白い不純物とは?

給湯器でお湯張りや追い炊きをした際に出てくる白い不純物の正体は、皮脂や入浴剤の成分など配管の中に蓄積された汚れです。お湯張りや追い炊きの際に、配管の壁から剥がれ落ちて、お湯に混ざって出てきます。配管の中で繁殖した雑菌が混ざっているため、衛生面でも問題があります。

白い不純物が出てくる原因

給湯器のお湯張りで白い不純物が出てくる原因は、以下の3つです。

白い不純物が出ないための対策

給湯器で白い不純物が出ないようにするには、以下の2つの対策を実施しましょう。

貯水タンクの水抜きをする タンクの底に溜まった汚れを水と一緒に洗い出su
掃除や洗浄を行う 配管の自動洗浄に加えて、2~3カ月に1度配管洗浄剤で徹底的に掃除する

給湯器の黒い不純物の原因

給湯器の黒い不純物の主な原因は以下の4つです。

白い不純物と同様に、衛生面で問題があります。

黒い不純物が出ないための対策

黒い不純物が出ないための対策は以下の3つです。

給湯器の青い不純物の原因

給湯器から出る青い不純物の主な原因は、「銅石鹸」と呼ばれる汚れ成分です。給湯機の銅配管から銅イオンが溶け出し、石鹸や皮脂に含まれる脂肪酸と反応することで発生します。銅そのものは無害で、カビのような細菌ではないため、「銅石鹸」が人体に悪影響を及ぼすことはありません。とはいえ、汚れが目立ち不潔な印象を与えてしまうのがデメリットです。

青い不純物の対策方法

青い不純物の対策方法は、以下の3つです。

「酢」「塩」「布たわし」で、浴槽内をこまめに掃除する

1対1の割合で混ぜた酢と塩を青い汚れの部分に塗布し、布たわしでこすります。

固形石鹸はあまり使わないようにする

固形石鹸に含まれる脂肪酸が銅と融合しやすいため避けたいところです。

入浴後のお湯を放置しない

残り湯を放置すると、青い汚れが出やすくなります。浴槽から出た後に栓をすぐ抜くだけで、青い汚れが付きにくくなるでしょう。

まとめ

給湯機から白や黒、青い不純物が出る原因と対処法について解説しました。多くの場合は故障ではないため、今回紹介した対策方法で対処してみてください。しかしあまりにも頑固な汚れで取れにくい場合は、信頼できる業者に点検してもらうことをおすすめします。

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