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温度が不安定

目次

「給湯器の温度が安定しない」と困っていませんか?給湯器のお湯が設定温度より冷たかったり熱かったりすると、故障などトラブルの可能性があります。 とはいえ焦って業者を呼ぶ必要はなく、自分で対処できることもあります。ここでは、給湯器の温度が安定しない原因や対処法について解説していきましょう。

給湯器の温度が上がらない
主な原因

サーモスタット水栓に問題がある

給湯器の温度が上がらない原因が、シャワーの温度を調節するサーモスタット水栓にある場合です。サーモスタット水栓はお湯と水を混ぜて温度調節をするため。設定温度が40℃のときは40℃以上のお湯は出ません。設定温度を少し上げることで、適温になるか試してみてください。また、冬は水の温度がかなり下がるため、給湯器の能力が及ばずお湯の温度が設定温度より低くなる場合もあります。

温度調節ハンドルに問題がある

サーモスタット水栓に問題がない場合、温度調節ハンドルの異変が疑われます。ハンドルの故障でお湯が出なくなったり、湯量が変化したりすることが原因です。異変を感じたら、まずはハンドルを停止し、その後少しづつ湯量を増やしてハンドルの異常が原因なのか確かめましょう。

蛇口に問題がある

お湯の温度が45℃以上にならない仕様の蛇口の場合は、設定温度を60℃にしても45℃以上になりません。

給湯器本体に問題がある

お風呂やキッチンなど複数の場所でお湯の温度が安定しない場合、給湯器本体に問題がある可能性があります。特に、給湯器の寿命と言われる10年以上使っている場合は、不具合やトラブルが起こりやすくなります。 このような場合は給湯器のメーカーに問い合わせるのもいいですが、原因が不明な場合は、水栓交換、給湯器の修理・交換のいずれにも対応できる水回り専門の業者に来てもらうのがおすすめです。

給湯器の温度が上がらない
場合の対処法

温度調節ハンドルのずれを直す

温度調節ハンドルがずれている場合、「水栓の取り扱い説明書」を見ながら自分で調整できます。

水圧を変える

水圧を調整することで、温度が上がる場合があります。マイナスドライバーを使って温度調節ハンドルを回し、全開で水を出し、止水栓で調整します。

給湯器の温度が下がらない
要因

給湯器の温度が下がらない原因は主に以下の2つです。

給湯器のリモコンの設定温度が低い

給湯器のリモコンは、台所用と浴室用の2台があります。設定したい湯音を「優先設定」にしていなければ、浴室で40℃のお湯を使っていても、台所で60℃設定にすると、浴室でも60℃のお湯が出てきてしまいます。浴室のリモコンで「優先設定」ボタンを押せば、台所のリモコンでは温度設定できなくなります。

お風呂の循環フィルターに汚れが
溜まっている

浴室の浴槽には、循環フィルターが付いています。この循環フィルターに汚れが溜まって温度調節できなくなることがあります。

給湯器の温度が
下がらない場合の対処法

給湯器の温度が下がらない場合の対処法は、主に以下の2つです。

「優先設定」で温度調節をする

浴室側の温度を安定させたい場合は、「優先設定」ボタンを押しましょう。台所での温度設定ができなくなるので、湯温が上がる心配がなくなります。

お風呂の循環フィルターを掃除する

お風呂の循環フィルターを掃除すれば、お湯の循環が改善されて、設定した通りの温度になります。

まとめ

給湯器の温度が安定しない原因と対処法について解説しました。対処法を試してもお湯の温度が安定しない場合は、業者に点検や修理を依頼しましょう。

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